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注文住宅で吹き抜けのある家をつくるメリット・デメリット

公開日:2021/05/15  最終更新日:2021/05/19

「吹き抜けの注文住宅に住みたいけど実際どうなの?」と思っている方はいませんか?この記事では注文住宅で吹き抜けをつくるメリット・デメリットについて紹介しています。吹き抜けの注意点や費用などのもサクッとまとめているため、そちらも参考にしてみてください。

吹き抜けのある家にするメリット

開放感がよい

吹き抜けは一階や二階の天井がなくなるため必然的に天井が高くなり圧迫感がなくなります。一階から二階の天井を見渡すことができるため視線の抜けが格段によくなり、おのずと部屋も広く感じられるようになるのです。吹き抜けをつくるなら家族の集う場所であり、来客を招く際に使うリビングがおすすめです。吹き抜けの開放感は人間にリラックスを与え、同時に時間の流れをゆっくりと感じさせてくれることでしょう。

コミュニケーションが取りやすく家族のつながりが増える

吹き抜けの大きな利点は「階層を連続的な空間にできる所」にあります。どうしても一般的な家庭は一階と二階で空間が別れてしまい閉鎖的なものなるため、コミュニケーションをとる回数が減ってしまいます。対して吹き抜けのある家であれば一階から二階、一階から三階とどこにいても家族の気配を感じることができます。また家に一つ開放的な場所があるだけで人が集まりやすくなるためコミュニケーションをとる回数が増え家族の中もより一層深まるでしょう。

光を多く取り込むので自然と共存できる

光量が増えることも吹き抜けを採用する利点といえます。吹き抜けの家では二階を前面ガラス張りにしてみたり、室内の高い位置に大きな窓を取り付けたりすることで日の光をふんだんに使うことができます。

また人間は一日の初めに太陽の光を浴びると体内時計が整い生活リズムの改善に役立つとともに、太陽の光にはビタミンDを生成する働きがあるため、骨粗鬆症のなどの骨の病気の予防や成長期の骨の成長を助ける効果なども期待できます。多少は紫外線も人体によい影響をもたらすため普通の窓でもよいのですが、それでも紫外線が気になるという方はUVカットガラスやフィルムを使い設置するのがよいでしょう。

吹き抜けのある家にするデメリット

断熱性に劣る

吹き抜けの最大のデメリットは「冷暖房の効きが悪くなる」という点です。吹き抜けは構造上広く開放的な空間をつくるためある部屋一つの空気を閉じ込める作用が弱くなります。また暖かい空気は上に冷たい空気は下に留まる性質があるためとくに冬場は「リビングが寒い!」なんてことにもなりかねません。そのため吹き抜けを作る際は冷暖房設備を整えるために多少の費用がかかることもあります。

メンテナンスが手間

吹き抜けは天井が高いため、それに伴い照明の位置も高くなります。そうすると照明の交換や掃除などのメンテナンスに手間がかかるのです。あまりにも高い位置にある場合は電球が切れる度に業者さんを呼ぶ必要があるかもしれません。また埃や蜘蛛の巣の除去に一苦労という場合も珍しくないようです。家の設計や天井の窓の位置により多少左右されますがメンテナンスが大変ということは頭に入れておきましょう。

二階の部分の面積が小さくなる

吹き抜けは一階から二階を見渡せるような空間をつくるわけですから、二階の使えるスペースは限られます。そのため家族それぞれの部屋がなくなってしまう場合や、収納の数が減るなんてこともあるかもしれません。このデメリットに関しては、家族各々が家に何を求めるのか検討する必要があるでしょう。

理想の吹き抜けをつくるには

理想の吹き抜けをつくるには、その専門の建設会社にお願いするのがベストです。自分の思い描いている家に似ている家を建てたことがある会社なら尚よいでしょう。ほかにも吹き抜けの面積や費用、冷暖房などの設備をある程度調べたうえでお話を聞くとよりよいものができるのでないでしょうか。

吹き抜けをつくる際の注意点

温熱環境の管理

空気が上手く循環する工夫や、最低限の断熱性能は家に取り入れるようにしましょう。階層によって温度差がないような家づくりは大切といえます。

メンテナンスの費用

高い位置にある埃や蜘蛛の巣は除去するのが難しい上、健康にもよくありません。照明などの電球の取り換えも大変なので、そのあたりは検討する必要があるでしょう。メンテナンスの費用がかからない会社に建設を依頼するのもよい手です。

注文住宅で吹き抜けをつくる際の費用

「吹き抜けの構造的に二階の床がなくなるから安くなる?」と思うかもしれませんが、残念ながらそんなことはありません。建築物の特性もあり、吹き抜けは工事の難易度が高くなるためそれだけ割高になります。また吹き抜けは断熱の精度が悪くなりやすいため、優秀な冷暖房機器を搭載する費用や、証明の数を増やすなど追加でいくつか費用がかさむ場合が出てくるでしょう。一般的な坪単価に対して吹き抜けを作る場合は普通の住宅の50%~70%は考慮しておくと安心です。

 

今回は注文住宅の憧れでもある吹き抜けのメリット・デメリットについて紹介しました。吹き抜けは人が集まりやすくなったり、光を効果的に使えたりするメリットがありますが、断熱性能に欠け、メンテナンスに手間がかかるデメリットもありましたね。注文住宅を建てる際は家族で「家に何を求めるか」をよく検討することが大切です。

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