注文住宅の内装をおしゃれにするポイントを紹介!
注文住宅の内装は選択肢が多すぎで悩んでしまうもの。壁材、床材、照明からインテリアまで自分で決めるため、何が正解かわからないこともあるでしょう。そこで今回は注文住宅の内装をおしゃれにするポイントをまとめて紹介します。大切な新居を快適に過ごすためにも紹介するポイントを押さえておきましょう。
部屋のイメージを統一する
部屋をおしゃれにするポイントは「イメージを統一する」ことにあります。一部屋一部屋コンセプトを変えることもできるのですが、一つの家としてイメージが統一していたほうが落ち着きますし、おしゃれに見えることでしょう。
また部屋や場所ごとにイメージを変えてしまうと、そこにあった建材をいくつも発注することになり、建築費用が高くなってしまいます。内装のイメージが統一されていれば、余った建材をほかの部屋に使いまわしたり、ちょっとした部品にしたりできるため木材の効果的な利用が可能になります。以上の理由から金銭的な面からみても統一したほうがよいことがわかるでしょう。
そうはいっても「抽象的なイメージしか湧かないなぁ」という方もいると思います。そういった方はSNSや注文住宅の施工事例などから、自分のイメージに合った写真を探しておきましょう。インテリアコーディネーターなどが所属している業者であれば、写真を見せるだけである程度の理想を詰め込んでくれますし、内装のイメージが具体的にわかるだけで、そのほかの壁や床、家具や家電などのイメージも湧きやすくなるため家に愛着が湧いてくるはずですよ。
異素材を組み合わせる
部屋の内装を決める際、「壁は白がいい」「床は薄めの茶色かな」など色を重視しがちですが、素材の質感が部屋の立体感を出すうえで重要になってきます。多くの部分を同じような質感で統一しておき、所々に違う素材を入れ込むと室内が生きてくるでしょう。
内装に使われる素材で多いものは、障子や壁紙などの紙素材、ソファや椅子に使われる皮、頑丈な部分に使う金属類、優しい温かみを出す木材などがあります。上手く異素材を組み合わせれば部屋の印象は格段によくなるので、インテリアコーディネーターや施工会社の方々と一緒に試行錯誤するのがおすすめです。また時間があればショールームなどに足を運び素材や質感を確認しておくのも効果的です。
無駄な装飾はしない
シンプルに仕上げる
数多くの種類の中から「内装を選んでください」といわれると、いろいろ詰め込みすぎてしまうもの。しかし完成してみたらなんか落ち着かないなんてことも多いようです。そういうときは無駄な装飾などはせずシンプルに仕上げるのがよいでしょう。シンプルな内装は後から何を置いてもケンカしないですし、何より後からアレンジすることが簡単になります。「内装を決めるときは欲張らず、シンプルに仕上げる」覚えて置いてくださいね。
収納は減らしてもよい
「収納はたくさん欲しい」という方がとても多いですが、部屋のスペースを多くとれるため収納は最低限にしたほうがよいでしょう。あまり使わない引き出しから長年使っていないものや、存在を忘れていたものがでてきた経験はありませんか?人は自分の気に入りのものを使う傾向にあるため、いろいろ持っていても最終的に必要なものは限られてくるのです。また収納スペースがあればあるほどそのスペースを埋めようと頑張ってしまうので結果的に物が増えてしいます。収納スペースは極力減らし、生活する部分を広くとることで有効的にスペースを使うことができます。
使用する色は3色以内
内装の統一感を出すならば一部屋で使う色は3色以内にしましょう。ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーという3色を選び、部屋に取り入れるとベストです。
まずベースカラーというのは、部屋全体の7割を占める色のことで、一番部屋の印象を決めるものになります。一般的にベースカラーとして選ばれるのは白やベージュなどです。落ち着いていて見飽きない色を選びましょう。
次にメインカラーというのはインテリアの主な色を示します。部屋の2割程度を占めますので色だけでなく素材の質感や形などにもこだわるとよいでしょう。ソファやベッド、椅子などがメインカラーになりやすいインテリアになります。
最後に紹介するアクセントカラーはインテリアの一部にポイントとして使われるような色になります。小物や置物に使われることが多く、鮮やかな色や目立つ色がおすすめです。これら3つのカラーを上手く取り入れることで部屋全体がまとまりやすくなるでしょう。
本記事を読んだことで、新居の内装のイメージが沸いてきましたか?具体的なイメージを決めておくことで寄り道せず自分の思いどおりの内装を作りやすくなります。また内装はデザイン以外にも機能性や経済面を考慮する必要があるため、自分の好みだけで突っ走ってしまうのは注意が必要です。新居に住む方々全員が納得できる内装ができるとよいですね。